- 介護職から異業種へ転職した事例が知りたい!
- 介護職から異業種への転職はどうすればいいの?
- 転職後の職業や収入は…?
本記事を読めばこのような疑問を解決できます!
「介護職を辞めて一般企業に転職をしたい…」とお悩みのあなたへ。
介護士になったものの
「別の仕事がしたい」
「定年まで体がもたない」
「年収が低い」
「人間関係が嫌だ」
と感じ異業種への転職を考えることがあるのではないでしょうか。
介護士から一般企業へ転職したいと思うことはごく自然なこと。
実際に私のまわりには介護士を辞めて異業種へ転職した方がたくさんいます。
そこで本記事では介護士から一般企業に転職した5つの事例を紹介します。
転職理由や転職先、そして気になる転職方法や年収増減についても紹介します。
- 介護士から異業種へ転職した5事例
- 自分にあった職場の探し方
- 介護士から異業種へ転職するために具体的方法
実際に介護職から一般企業に転職を成功させた先輩介護士のリアルな体験談を参考にしてみてはいかかでしょうか。
5分程度で読めます。
ぜひ参考にして異業種に転職する際に役立ててください!
介護職から異業種へ転職した5事例
本記事で紹介する5名の介護士は、20~40代の男性2名・女性3名です。
私の知人から紹介してもらった介護士にメールおよびLINEにて転職アンケートに答えて頂きました。
ご協力いただき、本当にありがとうございました。
アンケートの内容は下の通りです。
- 介護士を辞めた理由
- 転職先
- 最終学歴・結婚有無
- 保有資格
- 転職前の職場
- 転職方法
- 年収増減
- 転職して満足
それでは1例ずつ紹介します。
事例1:Kさん 20代後半 男性
結婚を視野に入れ収入Upのために転職する男性介護士はよく見かけます。介護職の平均年収は年々上がっていますが、まだまだ他の産業に比べ低いのが現状です。
20代のうちに挑戦したこと、また目立った資格がない中、うまく転職サービスを利用したことがスムーズに転職を行えた要因と思います。
転職おめでとうございます!
事例2:Nさん 20代前半 女性
お局やベテラン介護職員の嫌がらせをはじめとした人間関係の問題で離職していく若手介護士は多いです。
Nさんの場合はメンタル的にも不安定になっており、早期転職の判断に踏切ました。結果として、希望としていた事務職関連の仕事に就くことができ、無事に正職員にもなれました。
短大を卒業していた点、そして簿記資格を保有していた点などが内定獲得を後押してくれた要因の1つかもしれません。
職場が変わり、キャリアアップ制度も充実しているようなので今後も頑張って欲しいですね。
メール内容からも充実ぶりが感じ取れました。
Nさん、おめでとうございます。
事例3:Eさん 40代前半 女性
40代前半で転職を成功させたEさん。
Eさんの場合は、友人の紹介ということもありスムーズに転職できました。
いうまでもなく40歳を超えてくると、介護職から一企業への転職はハードルが高いです。
介護職の仕事は年齢を重ねれば重ねるほど体にはキツイ仕事なので、持病があるEさんにとっては人生における大きな分岐点だと感じました。
雇用期間の延長や年金問題で働く期間がのび、70歳まで現役で働かないといけない時代がすぐそこまできています。
私自身、Eさんから今後の働き方を考える良い機会をいただきました。
Eさん、おめでとうございます。
そして、お体には十分気をつけて下さい。
事例4:Yさん 30代前半 男性
Yさん おめでとうございます。
昇給額が少ないのは介護業界の問題の一つではないでしょうか。結婚や子供の教育費、マイホームなどを考えると転職を選択する男性介護士は多いです。
Yさんの場合は、大卒という点が転職活動をする上で有利に働いたと感じます。
事例5:Oさん 30代前半 女性
元々、WEBスキルがあったOさん。
転職も3週間ほどで決まったそうです。今の時代、コーディングスキルや動画編集スキルがあると就職に有利ですよね。
個人で稼ぐプラットフォームも整備され、WEB業界は働き方の多様性があります。
素敵なママライフを送って下さい。
Oさん、転職おめでとうございます。
介護職から色々な業界に転職している人がいます。
協力してくれた5名の方、改めてありがとうございました。
介護職から異業種に転職した5事例の特徴
年齢 | 最終学歴 | 転職方法 | 収入の増減 | |
---|---|---|---|---|
事例1:Kさん | 20代後半 | 高卒 | 転職サービス | 80〜100万円 |
事例2:Nさん | 20代前半 | 短大卒 | 転職サービス | 60万円 |
事例3:Eさん | 40代前半 | 短大卒 | 友人紹介 | ▲20万円 |
事例4:Yさん | 30代前半 | 大卒 | 転職サービス | 80万円 |
事例5:Oさん | 30代前半 | 専門卒 | 転職サービス | 70〜80万円 |
介護士から異業種に転職した方の特徴をまとめると下のようになります。
- 年齢が若い
- 転職サービスを利用
- 収入Up
介護職から異業種に転職を成功させた方の特徴①:年齢が若い
介護士から異業種に転職を成功させた方の特徴1つ目は「年齢が若い」点です。
5名の年齢平均は31.2歳でした。
友人の紹介で転職した最高齢のEさんを除けば28.5歳。
実際に私も転職サービス担当者5名の方に質問したことがあるのですが、全員が「20代の方が転職に有利」と回答しました。
リクナビNEXTが30代前半で転職を考えている528人と、実際に30代前半で転職活動を経験した137人にアンケート調査を実施した結果では、下記のような結果になりました。
介護業界で転職する際は、経験年数・資格が高く評価されます。
一方で、介護士から一般企業へ転職する際は介護士としての経験やスキルはそれほど評価されないので、年齢が若いというのは重要な因子です。
異業種への転職を考えたら、なるべく早く行動することが大切!
介護職から異業種に転職を成功させた方の特徴②:転職サービスを利用
介護士から異業種に転職を成功させた方の特徴2つ目は「転職サービスを利用」している点です。
アンケート調査結果では、5名中4名が転職サービスを利用していました。
転職サイト比較Plusが2020年1月5日から1月10日の間で22〜39歳の男女460名に行なったアンケート調査によると、転職エージェントを利用した方が「83.4%が条件を落とさず転職を成功させ、そのうち56%が前職より好条件で転職しています。」と報告してしています。
一昔前では、ハローワークで求人を探して自分で時間調整や履歴書添削、面接練習を行うのが一般的でした。
現在は、転職サービスを活用した方が一般的になっています。
介護職から異業種に転職を成功させた方の特徴③:収入Up
介護士から異業種に転職を成功させた方の特徴3つ目は「収入Up」です。
厚生労働省が調査した「賃金構造基本統計調査」によれば、介護職員の平均月収は24万円となっています。年収に換算すると約340万円です。
一方で、国税庁が調査した民間給与実態調査結果によれば、日本の平均給与は436万円となっています。
今回のアンケート調査結果から、下記の要因が収入Upに大きく影響を与えたと考えます。
- 異業界への転職
- 残業代の支給
- 転職サービスの活用
自分にあった職業の見つけ方
「自分にあった職業って何?」
「どんな業界がいいの?」
「探し方が知りたい!」
このように感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、自分にあった職業の探し方を3つ紹介します。
- 興味がある分野
- トレンド・将来性
- アドバイザーに相談
それでは1つずつ解説します。
見つけ方①:興味のある分野
自分にあった職業の見つけた1つ目は「興味のある分野」です。
転職しても全く興味・関心がないと長く働くことはできませんよね。
自分の趣味や好きなものから職業を絞っていくと見つけやすいです。
「興味がある分野なんてない!」
こう感じる方もいるかと思います。
このような場合は、「適正診断 仕事」と検索すると無料診断してくれるツールがあるので活用してみるのも良いでしょう。
見つけ方②:トレンド・将来性
自分にあった職業の見つけた2つ目は「トレンド・将来性」です。
例えば、介護士(無資格)としてデイサービスで勤めた場合の月収を15万円とします。努力して介護福祉士の資格を取得すると、同じ職場でも月収20万円にアップ。
この場合だと、職業を変えることで収入がアップしました。
また、介護福祉士でデイサービスにで勤めた場合の月収を18万円とした場合、転職して老健で働くと月収25万円にアップ。
これは、業界(働く場所)を変えたことで収入がアップしました。
つまり、収入アップを目的とした転職を行う場合は職業または業界、もしくは職業と業界両方を変える必要があります。
結論:WEB・プログラミング関連
このまま経済が成長した場合、2030年にはエンジニアが約45万人足りないという統計結果になっています。
また、賃金構造基本統計調査結果より給与面から見ても介護職の平均年収340万円に対して、情報通信病は569万円と高収入です。
Oさんのように転職もしやすく、在宅ワークができるのも嬉しいですよね。
見つけ方③:アドバイザーに相談
自分にあった職業の見つけた3つ目は「アドバイザーに相談」です。
転職サービスを利用しアドバイザーに相談する事で職業を絞っていきます。
豊富な経験をもとにアドバイスをしてもらえるので、自分では気づかない長所に気づくことができ適正のある仕事を探すことができます。
介護職が異業種に転職するための具体的方法
ここからは、具体的に介護職から異業種に転職するための方法を解説します。
いきなり厳しいことを言って申し訳ないですが、介護職から一般企業へ転職することはかなりハードルが高いです。
ハローワークに行き興味がある求人を探し、一般企業試験を受けても内定を掴み取ることは容易な事ではありません。
考えてみてください。
介護業界内での転職は介護福祉士などの資格や経験値が評価されます。一方で、一般企業では簿記スキルや営業実績など定量的な実績が評価されます。
そもそも評価尺度が違うのに、それに気づかず一般企業試験を受けても内定は勝ち取れません。
また、介護士は求人情報から重要な情報を読み取る力や企業との雇用契約交渉など、一般企業へ転職をする上で必要な知識や経験を有していないケースが多いです。
このように、一人で転職活動をしても希望する条件の企業から内定がもらえなかったり、そもそも自分がどのレベルの企業を選んだら良いかもわからないのです。
では、どのようにしたら一般企業から内定を勝ち取ることができるのでしょうか。
5つの事例で紹介したように、一般企業に転職を成功させた5事例のうち4事例が転職サービスを利用していました。
- 時間を有効利用
- 自分に合った求人を紹介
- 事前に人間関係を把握
- 履歴書や面接対策が無料
- 収入Upが期待
- 給料・処遇交渉
転職サービスは無料で上記のようなサポートをしてくれます。
無料で利用できる理由は、転職サービス業者は求職者から利用料をもらうことが法律で禁止されているからです。
なので、転職サービスを活用し転職の専門家であるアドバイザーの支援を受けながら転職活動を行った方が、圧倒的に条件の良い企業から内定をもらえる確率が高くなります。
では、介護士から異業種へ転職するにどのような転職サービスを利用すれば、転職を有利に進めることができるのでしょうか。
doda(デューダ)
オススメ度:
- 公開求人数12.1万件(2022/2)
- 非公開求人3.8万件(2022/2)
- 年収査定で市場価値を把握
- 転職サイトとエージェント機能
- 医療・介護系専門職登録者数が約4%と高い
dodaは転職サイトと転職エージェントの両方の機能を持っています。
つまり、アドバイザーにサポートしてもらう事もできるし、転職サイトとして利用し自分自身でも求人情報を探すことができます。
dodaの強み①:年収査定
dodaの強み1つ目は「年収査定」です。
「自分の経歴に近い人の転職事例が知りたい」
「これからの年収推移が気になる…」
「転職に失敗したくない!」
転職する時には上記のように思いますよね。
doda年収査定を利用すれば転職後の業界の年収推移や自分自身の市場価値を186万人以上のビッグデータからAIが年収査定を行ってくれます。
dodaの強み②:レジュメビルダー
dodaの強み2つ目は「レジュメビルダー」です。
レジュメビルダーとは?
ガイドに沿って必要事項を入力していくだけで職務経歴書を作成できる便利なサービス。
作成後はWordやPDFでダウンロードできるので、サクッと経歴書を作成できます。
「お手本が欲しい」
という方にも各職種別のテンプレートがあるから安心です。
実際に作った経歴を専門アドバイザーにチェックしてもらうこともできるので、履歴書でライバルに差をつけることができます。
dodaの強み③:モヤモヤ解消診断
dodaの強み3つ目は「モヤモヤ解消診断」です。
モヤモヤ解消診断は20の質問に答えると、あなたが仕事やプライベーで抱えやすいモヤモヤタイプがわかります。
心理学と統計学をベースにしたディアグラム波形をもとに、あなたのモヤモヤタイプを診断してくれます。
- 自分の思考パターンを理解!
- どんなことでストレスを感じやすいか?
- 不満の解消方法
- 大手の手厚いサポートが受けたい
- 失敗しない転職がしたい
- 自己分析や企業分析をしっかりしたい
- 多くの求人から選びたい
- 自分自身でも求人を探したい
\ 会員登録者数629万人以上 /
料金は一切かかりません。
マイナビジョブ20’s
オススメ度:
マイナビジョブ20’sは転職業界大手の株式会社マイナビが運営する20代・第二新卒に特化した転職エージェント
- 20代の転職に強い
- 第二新卒に強い
- 利用者数24万人以上
- 定着率94.6%と高い
- 未経験者歓迎の求人が多い
第二新卒とは?
一般的に学校を卒業後、一度就職をしたが数年の内に離職し転職活動をする若手求職者を指します。
マイナビジョブ20’sの強み①:第二新卒に強い
マイナビジョブ20’sの強み1つ目は「レジュメビルダー」です。
マイナビ20’sは20代・第二新卒に特化した転職サービス
マイナビ20’sは年間約6,1000人の20代が登録している転職サービスで、20代や第二新卒に特化して転職サポートを行ってきた実績と膨大なデータをもとに介護士から異業種への転職をサポートしてくれます。
マイナビジョブ20’sの強み②:常用目的紹介
マイナビジョブ20’sの強み2つ目は「常用目的紹介」です。
常用目的別紹介とは?
常用目的紹介とは、期間の定めのない雇用契約(常用雇用契約)での採用を前提として、 一定期間(最長6ヶ月)は「有期契約」の雇用形態で働き、その期間が終了した時点でお互いの合意のもと、正社員など期間の定めのない雇用形態へ切り替えることができるシステムです。
引用:マイナビジョブ20’s
つまり、介護職から一般企業に転職した際に
「思っていた仕事と違う」
「やっぱり向いてない」
上記のようにならないように、一定期間仕事をしてみてから継続するかしないかを選べる雇用形態です。
このように、自分が希望していた仕事内容とマッチしているかを判断できる期間が設けられているのは、長期就業を目指す求職者には嬉しい制度ですよね。
特に介護職しかしたことない人にとっては
マイナビジョブ20’sの強み③:スカウト機能
マイナビジョブ20’sの強み3つ目は「スカウト」です。
「まだ転職するかわからない」
「でも、いいオファーがあればしたい」
このように考える方も多いのではないでしょうか。
マイナビジョブ20's
70%以上が未経験OKの求人でスカウト率が91.9%なので、介護職でも安心して利用することができます。
- 20歳代・第二新卒
- すぐには転職しないが将来的にしたい
- 定着率の高い企業に転職したい
- 大手マイナビのサポート受けたい
- 一度働いてみて就職するか決めたい
\ 年間6,1000人以上の20代が登録! /
料金は一切かかりません。
リクルートエージェント
オススメ度:
リクルートエージェントは、東証一部上場企業のリクルートが運営する転職エージェントで転職成功実績NO,1を誇る転職業界最大手。
- 転職業界で求人数NO,1
- 幅広い年齢層に対応
- 公開求人16.1万件・非公開求人23.9万件
- 年収アップを実現しやすい
- 転職成功実績NO,1
20代の方はマイナビジョブ20's
リクルートエージェントの強み①:年収アップUp
リクルートエージェントの強み1つ目は「年収アップ」です。
リクルートエージェントを利用して転職すると、62.7%の方が年収アップを達成できています。
介護業界は、業界別収入ランキングでも下位に位置する職業なので異業種に転職を成功させることで大きく年収アップできる可能性があります。
転職する大きな理由の1つは収入アップなので、しっかりと支援を受けるとことで再現性高く年収アップに繋がります。
リクルートエージェントの強み②:幅広い年齢層に対応
リクルートエージェントの強み2つ目は「幅広い年齢層に対応」している点です。
「30代だけど大丈夫?」
こう感じる30代の方もいるのではないでしょうか。
一般的に、30代後半になってくると転職が難しくなってくるのは事実。
しかし、
リクルートエージェントの強み③:介護職の経験を活かせる
リクルートエージェントの強み3つ目は「介護職の経験を活かせる」点です。
上の図は
営業職は言うまでもなく、コミュニケーションスキルが重視させる職業です。
介護職は日頃から高齢者と接しており、相手に配慮した対応や気配りが一般の方と比べ得意です。
- 転職支援実績NO,1の支援が受けたい
- 介護職の強みを活かした転職
- 年収アップの転職がしたい
- 40万件以上の豊富な求人から探したい
- 転職に失敗したくない
\ 求人数40万件以上!転職支援実績NO,1 /
料金は一切かかりません。
介護職が転職して異業種へ|介護職から異業種に転職を成功させた5例:まとめ
今回、介護職から異業種へ転職を成功させた5つの事例に関して紹介しました。
- 転職は20代が有利
- 転職サービスの活用は必須
- 転職することで年収Up
特に、介護関連の資格(初任者研修・実務者研修・介護福祉士・ケアマネなど)を持っていれば、
「一般企業に就職したけど向いてなかった」
「やっぱり介護の仕事がしたい」
このように感じてもすぐに介護職として復帰できます。
なので安心して挑戦してください。
人生一度きり
後悔のないようにしたいですよね。
最後まで読んでくれてありがとうございます!