- なぜ男性介護職は採用されないの?
- 男性介護職が採用を勝ち取る方法が知りたい!
- 内定確率を上げる方法は?
本記事を読めば上のような問題を解決することができます。
「何社受けても内定が貰えない…」とお悩みのあなた。
男性介護職員は女性介護職員に比べ採用されにくい施設や事業所があるのは確かです。しかし、逆もしかりで男性介護職員を積極的に採用する施設や事業所もあります。
- 介護職で男性が採用されない理由
- 事業所が男性介護職を採用する時に見るポイント
- 男性介護職が採用を勝ち取る方法
実際に5名の採用担当者からお話を伺い、男性介護職員を採用する際に見るポイントを教えてもらいました。
最後まで読んで内定を勝ち取ってください!
介護職で男性が採用されない理由3つ
男性介護職が採用されない理由は下記の3つです。
- 女性ニーズが高い
- 早期退職
- 更衣室がない
それでは1つずつ解説します。
実際に事業所の採用担当者5名から聞いた内容です。
介護職で男性が採用されない理由①:女性ニーズ
介護職で男性が採用されない理由の1つ目は「女性ニーズ」です。
利用者さんや入居者さんの中には、男性介護職に介助されることに抵抗がある方が一定います。
特に女性の利用者さんや入居者さんはこの傾向が強いです。
当然、施設や事業所は利用者さんや入居者さんのニーズや価値観を最優先するので女性介護職員を積極的に採用するケースが多いです。
私の友人が勤めている施設では、女性利用者さんのおむつ交換や入浴介助は女性介護士が行うなど業務分担しているところもあります。
今後は男性・女性介護職に適した業務を分担して行う施設が増えてきそうです。
介護職で男性が採用されない理由②:早期離職
介護職で男性が採用されない理由の2つ目は「早期離職」です。
「早期離職」に関しては5名中4名の採用担当者の方が言っていました。
男性介護職員、特に無資格・未経験で介護業界に挑戦する方は「早期離職」する方が多い傾向にあるそうです。
- 介護経験がない
- 女性職場で孤立
- 利用者さんとコミュニケーションが取れない
上のような理由で入社してすぐに辞めてしまう男性介護職員は多いようです。
施設や事業所からしたら、せっかく採用したのにすぐに辞められた困るのは当然ですよね…
介護職で男性が採用されない理由③:更衣室がない
介護職で男性が採用されない理由の2つ目は「早期離職」です。
これは物理的な問題なので仕方ありませんが、いまだに男性更衣室のない事業所や施設は存在します。
夫の転勤で都市と地方の両方の事業所を経験したことがありますが、地方の事業所の方が男性更衣室がないところが多いです。
少しずつ男性介護職は増えていますが、依然として女性8割の業界です。
「更衣室がない」で採用されないケースはご縁がなかったと割り切るしかありません…
今の時代、求人票に「女性介護職員のみ」なんて書く事業所はありません。しかし、実際は更衣室がなく女性のみを採用している事業所は存在します…
無駄足にならないためにも、事前に情報収集しておくことが大切です。
施設・事業所が男性介護職を採用する時に見るポイント
施設や事業所が男性介護士を採用する時に見るポイントは下記の3つです。
- 身だしなみ
- 笑顔
- 転職理由
それででは1つずつ解説します。
男性介護職を採用する時に見るポイント①:身だしなみ
男性介護職を採用する時に見るポイント1つ目は「身だしなみ」です。
介護の仕事は3K(きつい・汚い・危険)と言われています。
このようなイメージが付いている中で、施設や事業所側としては可能な限り清潔感が高い環境を提供できるよう意識しています。
なので、施設内の環境はもちろん、スタッフの服装や身だしなみは利用者さんやご家族の信頼感やイメージに大きな影響を与えるので大切にされます。
下記の項目に複数該当する方は面接時に身だしなみをより一層意識するようにしましょう。
- タバコの匂いがする
- シワやシミのある服
- 髭や髪が伸びっぱなし
- 爪が汚い
- 靴の踵を踏んでいる
入居者さんや利用者さんは、介護職員のことを本当によくみています。帰宅後や電話でご家族に施設の状況やスタッフのことを伝えてます。
「あそこの施設は丁寧」
「清潔感があって、スタッフもいい」
などの噂はあっという間に広がります。
最近はSNSが普及してきたので、情報拡散は本当に早いです。
「人間見た目が9割」なんて言われることもあるので、身だしなみはとても大切です。
オシャレにする必要はないので清潔感を意識してみてはいかがでしょうか。
男性介護職を採用する時に見るポイント②:笑顔
男性介護職を採用する時に見るポイント2つ目は「笑顔」です。
「えっ!笑顔は関係ないでしょ!?」
こう感じる方もいるかと思います。
笑顔はとても大切です。
介護職は人と接しサポートする仕事なので、相手の気持ちに立ち優しく立ち回ることが求められます。
その時に「笑顔」は欠かせません。
何気ないことでも笑顔でするとしないとでは大違い。
利用者さんや入居者さんはしっかりとみてますし、一緒に働くスタッフも笑顔多くニコニコ働いていた方が職場も明るく活気が出ます。
想像してみてください。
あなたが利用者となり介護を受けるとき、笑顔が多くニコニコした人に介護されたいですよね。
「介護してもらう時に笑顔でしてもらいたい」
この気持ちは万人共通だと思います。
男性介護職を採用する時に見るポイント③:転職理由
男性介護職を採用する時に見るポイント3つ目は「転職理由」です。
採用担当者の多くが転職理由や介護士を目指した経緯を聞くそうです。
「上司と上手くいかなかった」「自分がやりたい仕事ではなかった」などのネガティブな理由は、採用時の重要チェックポイント。
ネガティブな理由で仕方なく介護士として働く人は、高確率でスタッフや利用者さんと揉めるようです。
なので、面接の際はポジティブな理由で介護職を目指したことを強調すべきです。
男性介護職が採用を勝ち取る方法
男性介護職員が内定を勝ち取る方法は下記の3つです。
- 資格取得
- 男性介護職員の有無を確認
- ニーズが高い分野
それでは1つずつ解説します。
方法1:資格取得
男性介護職員が内定を勝ち取る方法1つ目は「資格取得」です。
資格取得することで確実に内定をもらえる確率を上げることができます。
介護職関連で言えば、
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- レクリエーション介護士
などの資格を保有しておくと採用時にプラスに働きます。
特に、介護職員初任者研修は介護の入門資格で最低限の技術と知識の証明になるので取得しておくと有利です。最短で1ヶ月ちょっとで取得できます。
無料で取得する方法もあります。
方法②:男性介護職員の有無を確認
男性介護職員が内定を勝ち取る方法2つ目は「男性介護職員の有無を確認」です。
男性介護職が採用されない理由③のところで解説したように、更衣室がない場合など男性介護職を雇用する環境が整ってない施設をいくら受けても残念ながら内定をもらうことはできません。
採用試験を受ける前に、事前に男性職員を雇用できる環境が整っているかを確認しておくことは、時間を無駄にしないためにも重要。
事前に確認する方法としては、
- 施設見学に行き男性スタッフの有無を確認
- 転職アドバイザーに聞く
施設に直接電話してもいいですが男性介護職を雇用する環境が整っていない場合でも建前上「男性で無資格・未経験でも大乗ですよー」と返答されるケースがあります。
しっかりと自分の目で確認するか転職アドバイザーに聞くことがオススメです。
方法③:ニーズが高い分野
男性介護職員が内定を勝ち取る方法3つ目は「男性介護職員のニーズが高い分野」です。
介護職でも働く場所はさまざまです。
男性介護職に有利な施設があるのをご存知ですか。
下記のような施設は男性介護職員を積極的に採用しており、また給料も高いです。
- 精神科病院
- 介護老人福祉施設(特養)
- 介護老人保健施設(老健)
上記のような施設・病院では介護度が高く介助量が多い利用者さんが多いため、力仕事が得意な男性介護職員は重宝されます。
なので、施設形態を絞って採用試験を受けると内定確率を上げられ、さらに給料Upも期待できます。
男性介護職が内定確率を最大化する方法
男性介護職が内定確率を最大化する方法をご存知ですか。
転職サービスとは全て無料で利用でき、あなたの希望条件に合った求人を紹介してくるサービス。
- サポートは全て無料
- 求人紹介
- 非公開求人にアクセス
- 履歴書添削・面接対策
- 日程調整
- 給与・待遇交渉
- 就職後サポート
このように求人紹介から履歴書添削や面接練習まで全て無料で行ってくれます。無料で利用できる理由は、法律で求職者から利用料をもらうことが禁止されているためです。
私も何回も利用しています。
もちろん全て無料。
転職サービスを利用することで、事前に施設の内部情報を入手することもできます。
「昇給するの?」
「男性介護職員はいるの?」
「離職率は?」
このように自分では聞くことができない情報を事前に入手することができます。
登録したからと言って必ず転職する必要はありません。また、内定をもらっても条件に合わなければ断ることもできます。
ハローワークにない好条件(非公開求人)の求人情報もたくさんあるので、まずは登録してどんな求人があるかを見るだけでもプラスになるのではないでしょうか。
私の周りの男性介護士も利用している方が多く、サポートがいいと評判です。
介護職で男性が採用されない理由3つ!失敗しない職場選びの方法とは?:まとめ
20年ぐらい前までは介護職といえば女性の仕事という世間の認知がありました。
しかし、ここ5〜10年ぐらいで男性介護士の数は急激に増えてきました。
介護労働実態調査によれば、男女比率は男性21.4%、女性78.2%。
日本は世界で最も高齢化が進んだ国です。
今後も高齢化の波は続き、内閣府は2065年には国民の38.4%(2.6人に1人)が65歳以上になると推計しています。
確実に男性介護職の需要は高まるのです。
男性介護職員を積極的に採用する事業者や施設は増えています。
「自分ではなかなか内定がもらえない..」とお悩みのあなた。
専門のアドバイザーに相談することで、あっという間に内定をもらえる可能性があります。
まずは気軽に相談してみてはいかかでしょうか。
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